第5回「治療の実際<2>血管内治療、外科的治療、血管再生療法」 [オンデマンド(画像付き)]
2009.02/02 staff 記事URL

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 本日は、ASOの最新情報シリーズの最後となりましたが、虚血肢に対する直接的な血流改善治療、即ち外科的血行再建や血管内治療、血管新生療法についてお話しいたします。


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第4回「治療の実際<1>理学療法、薬物療法」 [オンデマンド(画像付き)]
2009.01/26 staff 記事URL

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 閉塞性動脈硬化症ASOの多くは、高血圧や糖尿病、脂質代謝異常を併存し、虚血性心疾患や脳血管障害を合併しているものも多く、臨床経過中に心血管系有害事象を発生する頻度は極めて高いことを前回述べました。また5年生存率は、間歇性跛行例では70%前後、重症虚血肢では50%前後と不良で、予後は良好とはいえず、治療方針の選択に大きな影響を与えます。こうした臨床病像・病態から、ASOは虚血性心疾患や脳血管障害と並んで、アテローム血栓症として包括される全身的な動脈硬化症、polyvascular diseaseの一部分症としての認識が高まっています。狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの既往の有無を充分に聴取し、侵襲的治療を行う場合には心エコーや心筋シンチによる評価を行い、場合により冠動脈撮影を施行して治療の要否を検討する必要があります。脳血管障害の原因の一つとなる頸動脈病変を有していることも多いため、頸動脈超音波検査は欠かせません。腎動脈病変を有して腎血管性高血圧の原因となっている例も少なくないため注意を要します。


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第3回「診断の実際」 [オンデマンド(画像付き)]
2009.01/19 staff 記事URL

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 閉塞性動脈硬化症では無症候性のものも少なくないため、危険因子を持つ人達を主な対象として、スクリーニングを行うことも重要です。TASC IIでは、閉塞性動脈硬化症診断のストラテジーとして、まず、50~69歳で喫煙または糖尿病のあるもの、70歳以上の高齢者、労作時に下肢の虚血症状や運動脳が低下するもの、下肢の動脈拍動に異常のあるもの、脳血管障害や虚血性心疾患、腎動脈病変のあるものなど、他臓器に動脈硬化性病変を有するものなどを対象に、ドプラ血流計による足関節部圧測定を行い、上肢圧との比ABIが0.9以下のものでは、ASOの存在が疑われるとしています。ABIが0.9以上であっても、トレッドミルテストを行って運動負荷をかけると、ABIが低下する現象がみられるときには、軽度の閉塞性病変が存在している場合もあり、注意が必要です。一方、ABIが1.4以上の高値を示す場合には、糖尿病患者などでよく見られますが、下腿動脈が高度に石灰化しているために、圧測定に用いるカフ圧では動脈に十分な圧迫が得られず、高い値を示す結果となり、信頼性に欠ける結果となります。その様な場合には足趾の動脈圧測定やデュプレックス検査、脈波など他の診断法を用いた評価を行うことになります。この様なスクリーニングでASOが疑われた場合には、身体所見や画像診断、肢機能診断などを行って、閉塞性病変の部位や範囲、側副血行路の良否、虚血肢の重症度などを評価することになります。


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第2回「疫学と予後」 [オンデマンド(画像付き)]
2009.01/12 staff 記事URL

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 我が国における末梢動脈閉塞症は、江戸時代から知られていた特発性脱疽、いわゆるBuerger病に代表されていましたが、欧米諸国では極めてまれな疾患であったため、その疾患単位に疑問が呈された時代もありました。そのため我が国では、一疾患単位としてのBuerger病の存在を尊重する立場から、動脈硬化を原因とした閉塞性病変に対して閉塞性動脈硬化症ASOを用いてきました。ヨーロッパではASOが用いられますが、米国ではPAOD(peripheral arterial occlusive disease)あるいはPVD(peripheral vascular disease)などの用語が用いられ、TASCでは、末梢動脈閉塞症の殆どがASOであることから同義語としてPAD (peripheral arterial disease)という用語が使用される様になりました。一方我が国では、第二次大戦後に生じた大きな変化は政治や社会、文化などにおける急激な変革にとどまらず、半世紀を経て、ベビーブーム世代の高齢化や少子化による相対的超高齢化社会の出現、食生活を含めた生活様式の変化などを原因として、疾病構造の変化として現れてきました。糖尿病は境界領域を含めると1850万人に及ぶとされ、第二の国民病といわれています。


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第1回「症状と徴候」 [オンデマンド(画像付き)]
2009.01/05 staff 記事URL

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 本日は閉塞性動脈硬化症Arteriosclerosis obliterans: ASOといいますが、その臨床症状と徴候、虚血肢の重症度評価についてお話しいたします。


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