獨協医科大学 名誉学長 国際医療福祉大学 参与
原田 尚 |
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前 三楽病院薬剤科 部長
南部 直樹 |
| 原田: |
今回もたくさんの新薬が薬価収載されましたので、そのうちから、いくつか話題の薬剤をとりあげて、前 三楽病院薬剤科 部長の南部 直樹先生と対談いたしたいと思います。南部先生、よろしくお願いいたします。 |
活性型ビタミンD3製剤、“ファレカルシトリオール”について
| 原田: |
それでは南部先生に、まず活性型ビタミンD3製剤のファレカルシトリオールについてお話いただきたいと思います。 |
| 南部: | まず最初に紹介させていただきますのは、活性型ビタミンD3の新しい誘導体のファレカルシトリオール製剤の錠剤です。本剤の臨床上の特徴としましては、維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症への適応をもつことです。この症状に対し、血清カルシウムを正常範囲内に保つ投与量で副甲状腺ホルモンを低下させ、類骨および線維組織量の増加等の骨病変を改善します。主な副作用としましては高カルシウム血症、掻痒感などがあります。 |
骨粗鬆症薬、“アレンドロン酸ナトリウム水和物”について
| 原田: |
ありがとうございました。続きまして、骨粗鬆症薬のアレンドロン酸ナトリウム水和物についてお話いただきたいと思います。 |
| 南部: | はい、この薬ははじめて、1日1回連日投与が可能になりました、経口のビスフォスフォネート系製剤であることが大きな特徴です。本剤は投与後6ヶ月で5.4%、12ヶ月で6.2%の腰椎骨密度増加率を示します。また、脊椎、大腿骨頚部、橈骨遠位端の骨折抑制効果が大規模臨床試験で実証されています。副作用は19.5%に認められ、その主なものとしましては、吐き気等の消化器症状です。 |
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