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<スズケンDIアワー> 平成14年3月21日放送内容より スズケン

潰瘍性大腸炎治療 白血球除去器
セルソーバE


慶應義塾大学 内科 教授
日比 紀文

潰瘍性大腸炎の症状

 潰瘍性大腸炎は持続性、または反復性の粘液血便や血便をきたし、下痢、腹痛、全身倦怠感などの症状を伴う、慢性の炎症性腸疾患です。大腸粘膜が直腸より糜爛性、連続性に犯され、糜爛や潰瘍を形成しますが、炎症は大腸にのみ限局しています。
 その原因については未だ不明なため、根本的な治療法がないのが現実です。病態に免疫異常反応が関与し、それに基づく大腸での炎症反応の持続が見られることから、治療の基本は腸管の炎症そのものを抑えるか、あるいは免疫異常反応を抑えるという内科的治療が主体となります。
 本疾患の特徴として、高率に再燃、再発が見られますので、治療の原則は活動期にはそれを速やかに寛解に導き、寛解期にはそれを維持して、再燃をきたさないようにすることであります。したがって、活動期には即効性の治療が、寛解期には長期間の使用でも副作用のない安全な治療が望まれます。


資料1

提供 : 株式会社スズケン


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