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<スズケンDIアワー> 平成14年6月27日放送内容より スズケン

話題の新薬2002(1)


獨協医科大学 名誉学長
国際医療福祉大学 参与
原田 尚
前 三楽病院薬剤科 部長

南部 直樹

原田: 本年度の「話題の新薬」の第1回と致しまして、最近、薬価収載されました新薬のうちからいくつか話題の薬剤をとりあげて、前 三楽病院薬剤科 部長の南部 直樹先生と対談したいと思います。南部先生、よろしくお願いいたします。
南部:原田先生、よろしくお願いいたします。

■吸入ステロイド喘息治療薬、“プロピオン酸フルチカゾン”について

原田: それでは早速ですが、南部先生、吸入ステロイド喘息治療薬、プロピオン酸フルチカゾンについてお話いただけますでしょうか。
南部:今回は喘息治療の薬が多いのですが、まずこのプロピオン酸フルチカゾンですが、これはステロイド喘息治療薬として、既に吸入用ブリスター製剤が市販されておりますが、今回小児への用法・用量がある新しい製剤が市販されました。この薬は特に容器に新しい工夫がされております。これによって使用方法が簡単で、患者さんやあるいは吸入方法を指導する方の負担を軽減する、また定量噴霧吸入器のように、吸気と薬剤噴霧の同調が必要でない、等の特徴を有しております。吸入後は、口に残った薬を洗い流すために、必ずうがいをしてください。

■ドライパウダー吸入式ステロイド薬、“ブデソニド吸入薬”について

原田: ありがとうございました。次にドライパウダー吸入式ステロイド薬、ブデソニド吸入薬についてご説明いただきたいと思います。
南部:はい、やはり同じく喘息の治療薬としまして、ステロイド薬ブデソニドの、ドライパウダー式吸入薬が開発されました。本剤の特徴は、薬物そのものではなく、その投与方法にあります。すなわち、この薬は添加剤を一切含んでおらず、また患者さんの吸気を利用して、薬を肺に運ぶのが大きな特徴です。従来の加圧式噴霧吸入器の約2倍である30%程の肺到達率を有し、喘息の基本病態である気道の炎症・過敏性を改善します。


提供 : 株式会社スズケン


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