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<スズケンDIアワー> 平成15年2月6日放送内容より スズケン

話題の新薬2002(3)


獨協医科大学 名誉学長
国際医療福祉大学 参与
原田 尚

頻脈性不整脈用短時間作用型β1選択的遮断薬:塩酸ランジオロール

 続きまして、手術時における頻脈性不整脈用の短時間作用型β1選択的遮断薬、塩酸ランジオロールについてお話しいたします。
 この薬は高血圧症や虚血性心疾患等のハイリスク患者の、手術時における頻脈性不整脈に対する緊急処置用に開発された短時間作用型のβ1遮断薬であります。
 効能・効果は手術時の心房細動、心房粗動、洞性頻脈に対する緊急処置であります。
 1分間、0.125mg/kgの速度で静脈内に持続投与した後、さらに0.04mg/kg/minの速度で持続投与し、心拍数、血圧に応じて適度にコントロールいたします。副作用は15.6%で血圧低下(11.7%)、徐脈、ST低下などがみられ、重大な副作用としてはショックなどがあります。

(資料6:「塩酸ランジオロール」の構造式)

 以上、最近の新薬についてお話しいたしました。


提供 : 株式会社スズケン


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