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<スズケンDIアワー> 平成15年7月24日放送内容より スズケン

最近の医薬品情報の動向
〜特に日本医薬情報センター(JAPIC)の情報システムについて〜


(財)日本医薬情報センター 参事
佐々木 宏子

JAPICの目的と使命

 日本医薬情報センター(JAPIC)は医療と製薬の架け橋を担う医薬品情報の専門センターとして1972年に当時の厚生大臣から認可された財団法人で、現在、会員制によって運営されています。

(資料2:「JAPICの使命」)

 これまで30年以上に渡って、医薬品に関する臨床的に有用な情報を収集し、医療機関、製薬企業、行政機関等に提供することによって、最終的に国民の保険医療の向上に寄与することを目的に活動しています。
 JAPICの使命は「有用な医薬品情報を迅速に収集し、公正な立場で整理・加工して、正確で信頼のおける情報として提供する」ことであると考え、業務を展開して参りました。
 提供情報には、医療薬と一般薬の『日本医療品集』など十数種の冊子や、「日本医薬文献抄録データベース」である『JAPICDOC』など7種のデータベースなどがございます。
 本日は「最近の医薬品情報の動向」ということで、私どもJAPICがサービスを開始しました二つの情報システムをご紹介します。一つは先生方個々のご利用を考えた「手のひらサイズ電子医薬品情報システム」である『JAPICポケットDI』で、もう一つは病院システムに組み込まれるように設計した「医薬品適正使用支援システム」の『ファルマ・アシスト』です。

手のひらサイズの医薬品情報システム

 先生方が必要なときに何時でも手軽に医薬品情報を検索できる、手のひらサイズの電子医薬品情報システム『JAPICポケットDI』をご紹介します。

(資料6:「JAPICポケットDIの通信ネットワーク」)

 市販のPDA、即ち、Personal Digital Assistants携帯型情報通信端末を使って、NTTドコモのPHS回線を経由し、私どもJAPICのサーバーにアクセスして、最新の添付文書情報をみるシステムです。
 検索項目は「医薬品名」「副作用」「効能・効果」「識別コード」「全文」の5項目ですが、「医薬品名」から調べる場合には、商品名でも一般名でも欧文名でも3文字の入力だけで検索できます。一般名で入力すると、該当商品名の一覧が表示され、その中から見たい商品名を選んで、添付文書の詳細な情報を見ます。
 「副作用」「効能・効果」から検索する場合には、必要なキーワードを入力すれば該当医薬品名がヒットします。選んだ医薬品名からその添付文書情報へ飛びます。はじめに添付文書の「効能・効果」や「用法・用量」などの項目名が表示され、スクロールで全文が見られます。「副作用」など見たい項目名のクリックで見たい情報にジャンプできます。
 「識別コード」の場合には、数字やアルファベットを入力することで、該当商品名が表示され、ここから添付文書情報へ入ることができます。
 「全文」の場合は、「副作用」などの項目に関係なく、全文から探しだすので、便利ですが病名や症状名では副作用の場合でも効能・効果の場合でもヒットしてしまいます。ご注意ください。


提供 : 株式会社スズケン


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