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<スズケンDIアワー> 平成15年11月27日放送内容より スズケン

週1回投与インターフェロン製剤
(C型慢性肝炎治療薬)
ペグインターフェロン アルファ−2a


清川病院 院長
飯野 四郎

ペグインターフェロンの誕生

 今日は持続型のインターフェロン,ペグインターフェロンについて、お話したいと思います。インターフェロンは従来のものですと、血中から消失するのがだいたい48時間で、作用が残るのが72時間程度であります。従って週3回投与というのがどうしても必要とされていますが、今回の製剤はポリエチレングリコールがインターフェロンを包み込むことにより作用が長期に持続する製剤になったものです。
 今回承認される薬剤は、ペグインターフェロン アルファ−2a(ペガシス)でして、1回注射をしますと、ほぼ血中濃度が同程度で1週間持続するということになっております。つまり、1週間に1回投与で済むということになります。さらに、この製剤の特徴は、許可条件は最後に申し上げますが、投与期間制限が今のところ設けられておりませんので、必要に応じて長期療法が可能であろうということです。そのような製剤でありますが、血中ではそのままインターフェロンとポリエチレングリコールが切り離されることなく(インターフェロンが単独であると代謝されてしまいますが)、結合したままでありますから、ずっと作用する訳で、副作用についても、一番問題になるインフルエンザ様症状やうつ病などの副作用は、インターフェロンが中枢神経の方に入っていくという問題ですが、無いので、副作用が少ないだろうと予測されます。


提供 : 株式会社スズケン


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