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<スズケンDIアワー> 平成16年4月29日放送内容より スズケン

平成16年度調剤報酬の改定について


厚生労働省保健局医療課
日田 充

icon平成16年度診療報酬改定の概要

 本日は平成16年度調剤報酬改定の概要について説明いたします。平成16年度診療報酬改定については、平成16年2月13日に中央社会保険医療協議会において諮問・答申されました。その後2月27日に診療報酬点数表や療養担当規則等の一部改正について官報告示され、同日付けで厚生労働省保険局医療課長より点数表の一部改正に伴う実施上の留意事項が示されました。また3月30日には診療報酬請求書等の記載要領や、点数表の取扱いに係る疑義解釈資料が示されました。
 今回の調剤報酬の主な改定項目としては、保険薬局の機能に応じた調剤基本料の評価、調剤技術の適正評価、かかりつけ薬剤師の役割を踏まえた情報提供・服薬管理指導等の評価、在宅医療における薬剤管理指導の評価の4項目が掲げられていますので、各項目に沿って順番に説明いたします。

icon調剤基本料の見直し

 まず1つ目の項目として、保険薬局の機能に応じた調剤基本料の評価について説明いたします。今回の改定では保険薬局の機能に応じた調剤基本料の評価として、調剤基本料の見直しが行われました。

(資料3:「本改定の主要項目@」)

 ひと月の処方せんの受付回数が4千回を超えるかどうか、また特定の保険医療機関に係る処方せんによる調剤の割合が70%を超えるかどうかにより、従来(I)a、(I)b、(II)a、(II)bの4区分に分かれていた調剤基本料を、調剤基本料1、2、3の3区分へと見直しが行われました。具体的には従来の(I)a(すなわち受付回数4千回以下、集中率70%以下の場合)は調剤基本料1の49点のまま、(II)b(受付回数4千回超、集中率70%超の場合)は調剤基本料2の21点のまま、それ以外を調剤基本料3の39点という区分にまとめました。また、調剤基本料3に該当する保険薬局のうち、処方せんの受付回数の多い上位3の医療機関に係る処方せんによる調剤の割合が80%以下である場合には、いわゆる面分業が機能しているものと評価して、調剤基本料1と同等の区分とされました。


提供 : 株式会社スズケン


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