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<スズケンDIアワー> 平成16年7月8日放送内容より スズケン

第52回日本化学療法学会総会


琉球大学大学院感染病態制御学 教授
齋藤 厚

icon学会テーマについて

 第52回日本化学療法学会は、今年(2004年)6月3日、4日の両日沖縄県の中心部にあります宜野湾市というところのコンベンションセンターで開催されました。標語としては「新時代を拓く化学療法〜明日への跳躍〜」というテーマを掲げて、約1,000名の参加者を得て開催されました。

(資料1:「ポスター」)

 21世紀はまさに「耐性菌の時代」と言われておりますので、耐性菌に対するシンポジウムがたくさん組まれました。「進化を続ける耐性菌〜なぜ生まれ、どうすればおさえこめるか〜」という主題のシンポジウムが設定されました。さらに、抗生物質の開発が現在行き着くところまで行った今、新規抗菌薬の開発にはそれほど期待がかけられませんので、これまでの抗菌薬の新しい理論にのっとった使用法の開発、例えば抗菌薬が体内に投与されてからの動態や作用様式、すなわちこれをpharmacokinetics(PK)あるいはpharmacodynamics(PD)という風に呼ばれますが、この「PK/PDの考え方からみた抗菌薬の評価」と題しましたシンポジウムや、さらに抗菌薬以外の治療法の模索など、例えば「感染症におけるBRM療法(biological response modifiers療法)の現状と展望」と題したシンポジウムなどが、これらのテーマに合致するものとして企画されたものです。これらは学会の核をなすテーマであり、各演者の先生方の周到な準備の元に、活発な討論が行われました。まさに〜明日への跳躍〜というものをテーマにした学会であったわけです。


提供 : 株式会社スズケン


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