
〜抗がん剤併用療法に関する添付文書記載について
日本赤十字社医療センター 薬剤部
植松 和子
抗がん剤併用療法に関する検討会の趣旨
抗がん剤併用療法は、臨床の現場において一般的な治療法であり、各種悪性腫瘍に対して行われています。しかし、承認されていない疾患に使用されていること、併用に関する投与量、投与方法などが添付文書に記載されていないことなどが、問題となっていました。厚生労働省は、これらの問題に対処するため、「抗がん剤併用療法に関する検討会」を発足させました。本年(平成16年)1月6日に開催された、第1回目の会議において、この会の目的として1番目に、抗がん剤併用療法の現状、複数の抗がん剤を併用したがん治療法に関する有効性、安全性、効能取得の承認申請を促進するための計画等について検討を行うこと。2番目に、併用療法に必要な抗がん剤の効能取得を迅速に進めることがあげられています。

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