→ 番組表はこちら
→ストリーミング版はこちら
<スズケンDIアワー> 平成16年10月28日放送内容より スズケン

新薬の薬価算定根拠について(8)


日本大学薬学部薬事管理学 教授
白神 誠

iconガチフロキサシン水和物の薬価算定根拠

 前回の放送以降薬価基準に収載された新医薬品の薬価算定根拠について説明します。

(資料1:「ガチフロ0.3%の薬効分類」)

 今回は1品目だけで、ガチフロ0.3%点眼液です。成分名はガチフロキサシン水和物で、千寿製薬の製品です。ガチフロキサシン水和物は、ニューキノロン系の抗菌剤で、既に経口剤があるところへの点眼剤の剤型追加です。眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎、結膜炎、瞼板腺炎、角膜膿瘍を含む角膜炎、眼科周術期の無菌化療法を適用としています。ニューキノロン系の点眼剤としても国内4番目の薬剤であることから、新規性の乏しい新医薬品として類似薬効比較方式(2)による算定が行われ、参天製薬のオフロキサシンの製剤であるタリビット点眼液との1日薬価あわせとされました。
 ガチフロ0.3%点眼液は8月25日の中医協総会に報告され、9月7日に薬価基準に収載されました。


提供 : 株式会社スズケン

      

1 2 3 次項へ