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<スズケンDIアワー> 平成17年2月24日放送内容より スズケン

フェノフィブラート微粉化製剤


中谷内科クリニック 院長
中谷 矩章

icon フィブラート製剤の効能・効果

 フィブラートは、I型を除くすべての高脂血症に適用がありますが、第一選択薬として推奨されるのは、IV型、V型、III型高脂血症です。IIb型高脂血症に対しては、トリグリセリドの増加がコレステロールの増加よりも優位である場合にはフェノフィブラートを用いますが、コレステロールの上昇が優位な場合にはスタチンを用いるようにします。IIa型高脂血症に対しても効果が認められますが、IIa型にはスタチンを第一選択とすべきです。

(資料3:「各タイプの高脂血症に対するフェノフィブラートの血清脂質改善効果」)

 開発時の成績をもとに、各タイプへの効果を予測してみますと、トリグリセリドのみが上昇しているIV型高脂血症に使用した場合には、血清トリグリセリドの約40%の低下、HDL-コレステロールの22%の上昇が期待できます。コレステロールとトリグリセリドの両方が高いIIb型高脂血症に使用した場合は、LDL-コレステロールの18%の低下、トリグリセリドの約50%の低下、HDL-コレステロールの34%の増加が期待できます。コレステロールのみが高いIIa型高脂血症に対しては、総コレステロールの17%の低下、LDL-コレステロールの25%の低下が期待できます。

(資料4:「フェノフィブラートの投与によるHDL-Cの推移」)

 コレステロールの低下作用はフィブラート系薬剤の中で最も強いこと、また他のフィブラート系薬剤では見られない尿酸低下作用をもつことがフェノフィブラートの特徴となっています。HDL-コレステロールの上昇作用も現在私達が利用できる薬剤の中で最も大きいものでありまして、ほとんどすべての低HDL-コレステロール血症において、前値に関係なく、40mg/dL前後まで上昇させたという成績が得られております。


提供 : 株式会社スズケン

      

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