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<スズケンDIアワー> 平成18年11月16日放送内容より スズケン

医薬品・医療機器等安全情報最近の話題―C


NTT東日本関東病院
薬剤部長 折井孝男

icon実施の時期について

新バーコード表示の実施時期

 新バーコード表示の実施時期についてですが、特定生物由来製品、生物由来製品若しくは生物由来製品を除く注射薬のすべての包装単位又は生物由来製品を除く内用薬、若しくは生物由来製品を除く外用薬の販売包装単位が平成20年9月以降に製造販売業者から出荷されるものについてはすべて表示するとしています。ただし、年1回しか製造していないもの等特段の事情があるものについては平成21年9月からとしています。生物由来製品を除く内用薬又は生物由来製品を除く外用薬の調剤包装単位についてですが、関係業界等によって3年から5年後の表示実施を目標に包装形態ごとの技術開発等が行われていることから、その実施時期については別途通知するとしています。  

 

バーコードシンボル体系とデータ要素

 現在、販売包装単位に日本工業規格X0501(共通商品コード用バーコードシンボル)により表示されているバーコード及び元梱包装単位に日本工業規格X0502(物流商品コード用バーコードシンボル)により表示されているバーコードは、医療用医薬品の販売包装単位及び元梱包装単位への新バーコード表示後少なくとも5年間は、新バーコード表示と併記するとしています。
 バーコードで表示される情報のうち医薬品を特定する商品コードについては、医療機関等において円滑に利用されるようその管理運用が一元的に行われることが望まれます。そのため,各製品の販売業者がこれら商品コードを財団法人医療情報システム開発センターに登録し、同センターが商品コードを管理し、そのデータを医療機関等に提供することとしています。 必ずしも表示しなくて差し支えないもの、つまり任意表示とされているデータについては、今後の表示状況及び利用状況を踏まえ、その後の表示範囲の拡大について検討することとしています。

関係URL

 今回、バーコード表示に用いるコード、表示するデータ内容及び実施時期等が「医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項」として取りまとめられたので報告しました。この要項に沿ったバーコード表示が実施され、医療用医薬品の商品コード等の情報のバーコード表示を利用することにより、医薬品の取り違えによる医療事故の防止や、生物由来製品の製造番号や有効期限の確認がより確実にできる環境が整うことなどが期待されます。さらに、医療機関では、薬剤部における入庫時の検収・棚卸作業の効率化、及び院内物流における適正在庫の確保が期待されるとともに、処方情報と医薬品とを照合することにより、薬剤の払出し鑑査の効率化及び精度向上が期待されます。
 バーコードシステムの普及・実用化へ向けて、医療機関においてバーコードチェックの利用についての理解、協力が期待されます。

提供 : 株式会社スズケン

      

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