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<スズケンDIアワー> 平成18年11月23日放送内容より スズケン

第21回国際高血圧学会より 降圧薬の話題


大阪大学大学院老年・腎臓内科学
病院教授 楽木宏実

icon第21回国際高血圧学会の概要

 第21回国際高血圧学会(ISH)が、2006年10月15日〜19日まで福岡にて、大阪大学大学院老年・腎臓内科学の荻原俊男教授を会長として開催されました。

第21回国際高血圧学会

 本学会は、第5回アジア太平洋高血圧学会と第29回日本高血圧学会の共同開催でした。ISHは、18年ぶりの日本開催でしたが、約70カ国から約4500人の参加者があり、日本高血圧学会が共催する大規模臨床試験のJATOS、CASE-Jをはじめ、多くの日本発の大規模臨床試験成績が発表され、また一般演題でも多くのハイレベルの演題が発表され盛会裡に開催することができました。

Welcome ISH2006

 本日は、その中で降圧治療に関係する話題をいくつかご紹介いたします。
 まず、ISH会長のアルダマン教授による会長講演ですが、塩分摂取の血圧ならびに心血管リスクへの影響について疫学データを元に、塩分摂取量が少ない集団では塩分摂取制限は心血管疾患のリスク増大に作用する場合があることを示しました。日本のような塩分過剰摂取が多い集団では当てはまりませんが、塩分摂取制限の有用性に関してJカーブ現象がないかエビデンスを構築する必要があるという内容で、世界規模での高血圧対策を考えるのに示唆に富む内容でした。

 
提供 : 株式会社スズケン

      

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