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<スズケンDIアワー> 平成19年1月4日放送内容より スズケン

多発性骨髄腫治療薬ボルテゾミブ


国立病院機構名古屋医療センター
院長 堀田 知光

icon特定使用成績調査の実施

 多発性骨髄腫は、病勢のコントロールが難しい疾患ですが、ここでご紹介したボルテゾミブは再発例および治療抵抗例に対して単剤での使用が認可されました。また、サリドマイドおよびその誘導体など新しい治療薬の開発も進んでいます。その結果、今後数年で骨髄腫疾患の治療成績が大きく進歩する可能性があります。その一方で、作用機序が新しい薬だけに、これまでの抗がん剤では経験しない副作用が発生する可能性も否定できません。そこで、製造販売後は効果と安全性を慎重に観察するために最初の500例については全例調査方式による特定使用成績調査を実施することになっております。この期間中は血液専門医が常勤しており、救急体制が整った施設に限定して使用できる仕組みになっています。この全例調査で安全性が確認されれば広く使用できるようになる予定です。この点をご理解いただいた上で、適応のある患者がありましたら専門の施設にご紹介いただければ幸いです。

 
提供 : 株式会社スズケン

      

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