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<スズケンDIアワー> 平成19年3月8日放送内容より スズケン

C型肝炎治療薬リバビリン〜(ペグインターフェロンアルファー2aとの併用)


武蔵野赤十字病院消化器科 部長
泉 並木

icon ペグインターフェロンアルファ2aとリバビリンの併用療法

 難治性のC型慢性肝炎に対して、もう1つ別のペグインターフェロンアルファ2aという注射とリバビリンの内服を併用するという治療が世界各国で行われています。日本のC型肝炎でも少数の人に試験的な治療が行われ、治りにくい1型の患者で約61%と高い治癒率であったことが確かめられています。このペグインターフェロンアルファ2aとリバビリンの併用療法が日本でも使えるようになりました。ますますC型肝炎に対する治療効果が上がってくることになると期待されます。
 C型肝炎に対する治療はこの5年間で飛躍的に進歩しました。従来よりもウィルスが排除できて、治癒する・治るという患者が増加しています。この新しい治療を受けることによってウィルスが排除できた患者は、肝臓がんを発症する率が激減することが考えられます。現在、まだ肝炎ウィルス検査を受けていない人はなるべく早くウィルス検査を受けることをお勧めします。また、C型肝炎に感染している人では、専門医による診断を受けて、適切な治療を受けるようにお勧めします。わが国で増加している高齢者、そして女性のC型肝炎から肝臓がんになる患者、これを新しい治療によって少しでも減らすことが、今後可能になってくると思われます。

 

 

提供 : 株式会社スズケン

      

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