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<スズケンDIアワー> 平成19年5月10日放送内容より スズケン

日本薬学会第127年会を終えて


富山大学 副学長
倉石 泰

icon 大会の概要について

 日本薬学会第127年会が、平成19年3月28日から30日までの3日間、富山で開催されました。

第127年会ポスター

 富山での日本薬学会年会の開催は実に41年ぶりでした。会場として富山国際会議場、富山市総合体育館、富山大学五福キャンパスなど3地区の10施設を使用して行い、3地区間にはシャトルバスを運行致しました。
 ヒトゲノムの配列が解読されて、近年では個々の患者に最適な医療を提供するオーダーメード医療への取り組みが推進されていますが、オーダーメード医療は薬学の研究者と医療現場の薬剤師が共に貢献すべき課題であります。また、富山大学の21世紀COEプログラム「東洋の知に立脚した個の医療の創生」では、東洋医学の視点から個の医療の教育研究を推進しています。このような背景から、第127年会のメインテーマは、「個の医療の創生を目指した薬学の新展開」としました。
 第127年会の参加者総数は約7,800名、演題・講演総数が4,064題、一般演題数が3,706題でした。

icon 会頭講演と特別講演

 年会初日には、内海英雄、日本薬学会会頭が、「薬学の原点と将来」との演題で、日本における薬学の歴史を、日本薬学会創設以前から振り返り、これからの日本の薬学研究と日本薬学会のあるべき姿について展望されました。
 特別講演としては、海外からの講演者によるものが、「Inflammation: the Link between Normal Aging and Disease」と題した、テキサス大学のDr.Yuによる講演など10講演、国内の講演者によるものは、「粘膜免疫:基礎から先端予防医療への展開」と題した東大医科研の清野先生による講演など10講演で、合計20講演ありました。また、国際薬学連合FIPからの来賓として、Dr.Crommelinが「The Phamaceutical Sciences: A Global,a Regional and a National Perspective」 との演題で、世界と欧州、およびオランダにおける、薬学研究と国際薬学連合の現状と展望に関する講演をされました。

 

提供 : 株式会社スズケン

      

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