<スズケンDIアワー> 平成19年6月21日放送内容より |
![]() |
|||
獨協医科大学 名誉学長
原田 尚
次いで、眼科用薬剤が2点、はじめは抗アレルギー性点眼薬塩酸:オロパタジンです。
この薬は、選択的な抗ヒスタミン作用と化学伝達物質の遊離・産生抑制作用によって2000年来、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚掻痒症などに対して広く使用されてきましたが、今回はアレルギー性結膜炎に対しての適応が昨年の7月に認可されました。通常、1回1〜2滴、1日4回点眼します。副作用は5%に見られ、局所の眼痛、頭痛です。
次に広範性抗菌点眼薬塩酸:モキシフロキサシンについてお話します。
この薬は、広い抗菌スペクトルを有し、角膜、房水などへの移行が良好で、高濃度を維持します。昨年の7月に薬価収載されました。 以上です。
|
||||
提供 : 株式会社スズケン | ||||
|