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<スズケンDIアワー> 平成19年11月29日放送内容より スズケン

添付文書の中の副作用(13)添付文書の中の副作用(13)〜医薬品による肺障害について


帝京大学 名誉教授
清水 直容

icon 薬剤による呼吸器障害

 本日の主なお話は間質性肺炎になると思いますが、その医薬品を使った患者がどのような症状を最初に自覚するかが書かれております。例えて申し上げますと、「階段を登ったり、少し無理をしたりすると息切れがする、息苦しくなる」「空咳が出る、発熱する」などが見られ、これらの症状が急に出現したり、持続したりすると書かれております。ここから先の診断につきましてもきちんと書かれておりますので、後で申し上げます。ARDSなどについてはまたの機会にお話したいと思います。

薬剤による呼吸器障害

 「重篤な」というのは、添付文書の中の文章としては出てきますが、分類されている項目欄には、「重大な副作用」あるいは「禁忌」の中に重篤なという言葉が出てきます。
 「重篤な」という定義は、たとえば医薬品を使用して死亡につながったもの、副作用のために入院を必要としたもの、入院期間が延長したなどがあります。今日はこれについては申し上げませんが、そういうような重篤なというものが今回のマニュアルには書かれております。呼吸器全体の話に戻りますが、肺は空気を吸い込んで、酸素と炭酸ガスの交換もする非常に重要な器官です。そこには非常に多くの血液が流れているわけですが、このことにつきましても、今日は省略します。

関連略称対比表

 先ほど少し申しました、英文の略語がありますが、急性間質性肺炎(acute interstitial pneumonia)、pneumonitisではなく、pnuemoniaということになっており、IPと普通は略しております。このIPについても、その頭にacuteやidiopathicなど、多くの言葉が付いておりますが、今日は間質性肺炎ということでお話したいと思います。

 

提供 : 株式会社スズケン

    

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