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<スズケンDIアワー> 平成20年1月17日放送内容より スズケン

持効型溶解インスリンアナログ製剤インスリンテデミル


順天堂大学内科学 教授
河盛 隆造

 今日は、新しい持効型インスリンアナログ製剤として注目されている「インスリン デテミル」についてお話します。

icon テデミルの概要

 デテミルは、2007年12月に発売されました。

インスリンテデミルは1日1回投与

 このデテミルは、1日1回の皮下注射で、24時間にわたるインスリン基礎分泌を補填しうる薬剤です。さらに皮下からの吸収率が一定で、その作用が安定して持続する、いわゆる持効型の新しいインスリンアナログ製剤です。持効型としては、2003年に登場したグラルギンに次ぐものです。デテミルは、注射液として求められる、投与時の刺激が少ない、中性溶液として調剤されているので注射時の痛みが少ないことなどが期待されています。また、デテミルは血中に移行したのち、アルブミンと可逆的に結合するため、これがバッファー効果となり結果としてインスリン作用が安定し夜間・食間の血糖値のばらつきが少ないという優れた特徴を有します。インスリンアナログで問題となるIGF-1受容体への結合能も問題はなさそうです。

 

提供 : 株式会社スズケン

      

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