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<スズケンDIアワー> 平成21年7月16日放送内容より スズケン

統合失調症治療薬 筋注用リスペリドン


千葉大学大学院精神医学 教授
伊豫 雅臣

icon QOLの改善効果

リスペリドン持効性注射剤によるQOL改善効果

 このようなことからも、患者さんの日常生活の質の向上が期待されるわけですが、実際、米国の調査では、リスペリドン持効性注射薬への切り替えにより、心の健康や日常役割機能、社会生活機能、活力が大きく改善し、健常者の基準値に近付いたと報告されています。

リスペリドン持効性注射剤に対する長期の患者満足度

 以上のように、リスペリドン持効性注射薬は統合失調症症状の治療や再発予防だけでなく、生活の質の向上にも貢献する薬剤として期待が持たれます。従来は服薬コンプライアンスが悪い患者さんに、やや強制的に薬を投与する方法として持効性薬注射薬を使用するとか、注射という侵襲的なイメージがありました。しかし、患者さんは毎日内服するわずらわしさから解放され、しかも痛みなどが少ないということから、治療者も患者さんも従来の持効性注射薬とは全く異なった視点で使用してみることが大事であると思います。

 

提供 : 株式会社スズケン



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