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<スズケンDIアワー> 平成21年7月30日放送内容より スズケン

DI実例集(164)薬剤部情報システム「G.P.I.S.」の活用について


岐阜大学医学部附属病院薬剤部 医薬品情報管理室主任
安田 浩二

 近年、電子カルテの普及に伴い、多くの施設の薬剤部で調剤部門や無菌製剤部門のシステム化が行われるようになってきています。しかし、DI(医薬品情報)をはじめとした、様々な薬剤業務の情報共有を目的としたシステムについては、非常に重要な分野であるにもかかわらず、その開発が遅れているのではないでしょうか。
 このような中、今回は、岐阜大学医学部附属病院薬剤部において独自に開発し各薬剤師が活用している薬剤部情報システム「G.P.I.S.〔Gifu Pharmacy Information System〕」について紹介したいと思います。

icon G.P.I.S.について

 本システムは、市販DB(データベース)ソフトのMicrosoft AccessやWebブラウザのInternet Explorerなどを用い、院内ネットワーク上で様々な薬剤業務に関わる情報を総合的に利用できるようにした統合型アプリケーションです。

G.P.I.S画面と利用可能な各種プログラム

 その目的は、「情報の提供」という従来の枠を越え、「情報の共同利用」という新たな価値を目指しています。
 G.P.I.S.のトップ画面は、現在は29種のDB型システムと4種のWeb型システム、および掲示板や業務スケジュールの確認などを開始するためのプラットホームであり、いわばインターネットのHP(ホームページ)のようなものです。プログラムには、当初はDI室からの情報提供に関連したもの(添付文書検索、書籍検索、薬剤部HPなど)のみでありましたが、現在では薬剤部の職員からの要望に応じて、各業務に関連したもの(ヒヤリ・ハット報告、プレアボイド報告など)にも発展しています。G.P.I.S.のトップ画面から薬剤関連の多岐に渡る情報にアクセスが可能であり、従来のように情報検索の度に新たなアプリケーションを起動するよりも直感的に分かりやすく、かつ効率的に作業が行えます。
 これらのプログラムの開発には、医療機器メーカーは関わっておらず、すべて薬剤師が設計・開発を行っております。従って、新たなプログラムの追加や、要望に応じたインターフェイスの変更・拡張など、カスタマイズが自由にできるというメリットが薬剤部職員からの好評を得ています。
 それでは、これらの中から主なプログラムについて具体的に紹介したいと思います。

 

提供 : 株式会社スズケン



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