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<スズケンDIアワー> 平成21年12月10日放送内容より スズケン

第3回日本緩和医療薬学会


日本医科大学附属病院 薬剤部長
片山 志朗

 本会は本年(2009年)10月17日18日の両日、パシフィコ横浜にて開催されました。大変盛況のうちに終了することができ、参加者も招待者を含め2,300名を超え、第2回を上回る規模となりました。
 本会ではそのメインテーマを「ココロとカラダの痛みを和らげる」といたしました。ともすれば薬物療法に焦点を当てすぎた対応になりがちな薬剤師の行動に、コミュニケーションのスキルも加え、がんで苦しんでいる方々にココロの面からもサポートできる薬剤師に・・・、との思いを込めています。

大会ポスター

icon 3つのサブテーマ

 今回の大会では3つのサブテーマを掲げました。
 まず、緩和医療における研究の最前線の情報を得られる大会であること。それは医療現場における痛みと副作用の管理だけでなく、栄養管理や褥創・感染症なども含むトータル的な緩和医療としての知識・情報です。また、痛みのメカニズムなど研究者からの最新の報告、コミュニケーション技術の習得の機会を含みます。
 2つ目には、在宅における緩和医療です。国の施策として在宅医療化への波はこの分野も例外ではなく、開局の薬剤師にとって、緩和医療の知識、またその医療用麻薬の取り扱いのノウハウなどはこれからますます必要になっていくものと考えます。このため、在宅医療を担う開局薬剤師に向けた情報発信をすることにしました。
 最後は、がん医療の最新エビデンスの情報です。近年専門薬剤師の認定が数多く行われるようになってきましたが、緩和医療においては痛みのみに特化するのではなく、痛みの原因となっているがんそのものの正しい知識と最新の治療方法、そしてその効果などを知っていただきたいと考えました。このため、乳がん、肺がん、大腸がん、また抗がん剤による副作用への対処など、トータル的に痛みを管理できる情報を得ていただきたいと思いました。
 これら3つのサブテーマのもとにプログラムを編成し、本会の特色を前面に押し出すことといたしました。

 

提供 : 株式会社スズケン



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