<スズケンDIアワー> 平成22年3月11日放送内容より |
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獨協医科大学 名誉学長
原田 尚 この番組では、新しく薬価収載された新薬の中から、特に注目される品目について解説しております。
まず、レボドパ賦活型のパーキンソン病治療薬;ゾニサミドについてお話しします。 ゾニサミドは、1974年に抗てんかん薬として開発され、現在、広く用いられております。2000年、けいれんを伴ったパーキンソン病患者に使用したところ、けいれん発作及び随伴したパーキンソン症状の軽快を見、以後、臨床治験が開始されました。
次に、高血圧症の治療配合薬;バルサルタン・ヒドロクロロチアジドについてお話しします。 本薬は、アンジオテンシンII型受容体拮抗薬のバルサルタンと、サイアザイド系利尿薬のヒドロクロロチアジドの配合薬で、単独で効果の得られない高血圧症に対する降圧剤として開発されました。現在、90カ国以上で市販されています。
同じく、高血圧症の治療配合薬;カンデサルタン シレキセチル・ヒドロクロロチアジドについてお話しします。 この薬もアンジオテンシンII型受容体拮抗薬であるカンデサルタンシレキセチルとサイアザイド系利尿薬のヒドロクロロチアジドの配合薬です。
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提供 : 株式会社スズケン | ||||
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