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<スズケンDIアワー> 平成22年6月17日放送内容より スズケン

医薬品・医療機器等安全性情報 最近の話題(20)〜薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業について


NTT東日本関東病院 薬剤部長
折井 孝男

icon おわりに

レザルタスと単剤の降圧効果

 本事業への参加方法や、収集された事例等の詳細は、評価機構のホームページに掲載されています。厚生労働省では、共有すべき事例等を踏まえた対策の必要性や分析・評価について検討を行うこととしています。収集された事例を、薬局において管理者、担当者、及びその他職員の間で情報共有することにより、薬局内の医療安全の推進に役立つものとして本事業が活用されていくことが望まれます。
 薬局におけるヒヤリ・ハット事例収集のお願いとして、平成18年6月に「医療法」が改正され、薬局も病院等と同じく、法律上「医療提供施設」として位置づけられました。それに伴い、安全確保のための体制整備が義務化され、各薬局においても、安全対策を講じていることと思われます。
 繰り返しになりますが、評価機構では、病院などの医療機関から、医療事故情報及びヒヤリ・ハット事例の収集、分析を行っていますが、平成20年現在、評価機構で収集しているヒヤリ・ハット事例の約3割が薬剤に関するものです。
 また、外来患者の半数以上が薬局で調剤を受けており、「一般用医薬品や薬局製剤の販売」や「医薬品の重複投与や相互作用に基づく、薬局から医療機関への疑義照会」、「先発医薬品からジェネリック医薬品への変更」など、薬局特有の事例などもあることから、医療安全対策の一層の推進を図る上で、各薬局の協力が必要であると考えます。
 今まで述べたように、評価当機構では「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」において、ヒヤリ・ハット事例の収集を開始しています。そのため、各薬局の協力が必要となります。

 

提供 : 株式会社スズケン



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