帝京大学 名誉教授
清水 直容
はじめに
本日は、前回に続き、「添付文書副作用欄に記載のある不整脈」その第2回です。前回は、心電図を含め不整脈の概論と、添付文書にただ「不整脈」とのみ記載されている事例を述べさせていただきましたが、今回は、心臓の心室と心房の頻回な収縮が主であります。
その第1番目は、QT延長症候群(Torsades de Points)ですが、Burugada症候群という名前も出てまいります。
第2番目は、発作性(心房)の頻脈であるWPW(Wolff-Parkinson-White)症候群です。
その他、完全房室ブロックなどもありますが、今回は、これについては触れません。心電図、電解質(特にカリウム関係)、交感神経などについては、時間の関係で省略いたしますが、前回ふれさせていただいておりますので、ご参考にしていただければと思います。
なお、洞不全症候群(SSS:Sick sinus syndrome)については、すでに、この番組で取り上げております。
それでは、QT延長症候群についてお話を始めさせていただきます。
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