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<スズケンDIアワー> 平成22年7月22日放送内容より スズケン

ドライアイ治療用点眼薬 ジクアホソルナトリウム


慶應義塾大学 眼科学 教授
坪田 一男

icon 超高齢社会と視力

 現在、超高齢社会となり、また、これだけ視覚情報化が進み、視力というものが非常に大切になってきています。
 私の母も80歳になりますが、まだ車の運転をしておりますし、最近では、携帯電話を使いこなして、メールも使うようになってきました。80歳という年齢で、携帯電話のような液晶の細かい文字を見る、というようなニーズは、これまではなかったことです。
 車の運転のためには、ご存知のように、0.7という視力が必要です。実は、最近私たちの研究で、65歳以上のドライバーの方の実用視力が低下していることがわかってまいりました。昨今、高齢者の交通事故が問題になっていますが、もしかしたら、実用視力が下がっているのではないかと考え、研究をしております。瞬間的に見えるだけでなく、継続的に見ることが非常に重要である、ということです。平均的に見たら、0.7の視力を維持できていなければ、これは大変危険です。
 コンピューターの作業中においても、長時間やることによって、視力が低下してくるとなれば、社員の健康と生産性にもかかわることで、そういった点でも、現代人のドライアイが非常に注目されてきています。

 これからの日本社会は、超高齢化+視覚情報化社会ということで、ますます目が酷使される時代になってくると思われます。そのような中で、ドライアイをケアする期待の治療薬として、この「ジクアホソルナトリウム」が認可され、今年の後半から使えるようになるということは大変嬉しく思います。
 本日は、「ジクアホソルナトリウム」、新しいドライアイの薬剤について御説明をさせていただきました。

 

提供 : 株式会社スズケン



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