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<スズケンDIアワー> 平成22年8月5日放送内容より スズケン

不眠症治療薬 ラメルテオン


日本大学 精神医学系教授
内山 真

icon メラトニン受容体アゴニスト ラメルテオン

 ラメルテオンは日本で開発され、2005年にアメリカで発売を始めた不眠症治療のためのメラトニン受容体作動薬です。この薬剤がことしから日本でも認可され、使われることになりました。
 これまでの睡眠薬が主としてベンゾジアゼピン受容体に作用し、GABA神経系を介して鎮静作用を発揮し、これによって睡眠を起こす作用を持っております。今度上市されましたメラトニン受容体作用薬であるラメルテオンは、メラトニン受容体に作用して、他の皮質の直接的鎮静作用を介さずに、体内時計を介して睡眠を発現させる全く新しい不眠症治療薬です。このため睡眠のメカニズムという点からみても、不眠症の治療という点からみても、とても興味深い薬剤と考えます。
 今回は睡眠のメカニズムについて整理し、メラトニン受容体について解説し、この受容体に作用して不眠症を治療するメラトニン作動薬について考えてみたいと思います。

 

提供 : 株式会社スズケン



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