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<スズケンDIアワー> 平成22年12月23日放送内容より スズケン

話題の新薬2010-(3)


獨協医科大学 名誉学長
原田 尚

icon 尿酸分解酵素;ランプリカーゼ(遺伝子組換え)

 次に、がん化学療法用の尿酸分解酵素;ランプリカーゼ遺伝子組換えについてお話しします。

ラスブリカーゼ(遺伝子組換え)の構造式

 この薬は、1980年、フランスで創薬され、アスペルギルス・フラーブス由来の尿酸オキシダーゼ遺伝子をSaccharomyces株に導入し、発現させた遺伝子組み換え型尿酸オキシダーゼです。尿酸を酸化し、アラントインと酸化水素に分解することによって、血清尿酸値を低下させることができます。通常、0.2mL/kgを一日一回、30分以上かけて点滴静注します。副作用は、肝機能障害などです。



 そのほか、ニューキノロン系経口抗菌薬;トスフロキサシントシル酸水和物、同じくカルバペネム系経口抗菌薬;テビペネムピボキシル及び肝細胞がん治療におけるリピオドリゼーション用薬;ミリプラチン水和物などがありますが、時間の関係上、詳細は省略させていただきます。

トスフロキサシントシル酸塩水和物の構造式

テビペネムピボキシルの構造式

 

提供 : 株式会社スズケン



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