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<スズケンDIアワー> 平成23年3月31日放送内容より スズケン

話題の新薬2010-(4)


獨協医科大学 名誉学長
原田 尚

icon 帯状疱疹後の神経痛治療薬;プレガバリン

 次に、帯状疱疹後の神経痛治療薬;プレガバリンについてお話しします。

プレガバリンの構造式

 プレガバリンは、GABAの誘導体の一つであり、各種興奮性神経伝達物質の放出を抑制して痛みを抑えます。
 用法・用量は、初めは1日150㎎を2分割し、経口投与いたしますが、その後は1週間以上かけて1日300㎎まで漸増します。副作用は65%で、浮腫性目まい、傾眠などで、重大な副作用としては、心不全、横紋筋融解症などの見られることがあります。


icon 眼科用新薬について

 初めに緑内障治療薬;ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩についてお話しします。

ドルゾラミド塩酸塩チモロールマイレン酸塩の構造式を挿入

 難治性の緑内障については、各種の点眼薬を併用することが行われていますが、副作用など種々問題点も多いとされています。
 この薬は、炭酸脱水酵素阻害薬とβ遮断薬との配合点眼治療薬です。用法・用量は1日2回、1滴ずつ点眼します。副作用は14%に見られ、目の刺激症状や角膜炎などです。

 同じく緑内障治療薬;トラボプロスト/チモロールマレイン酸塩についてお話しします。

トラボプロストチモロールマイレン酸塩の構造式

 この薬は、プロスタグランジンF2α誘導体とβ遮断薬との配合点眼薬です。

 最後に、ドライアイ治療薬;ジクアホソルナトリウムについてお話しします。

ジクアホソルナトリウムの構造式

 この薬は、角結膜上皮及び結膜胚細胞膜上のP2Y受容体に作用して、水分及びムチンの分泌を促進し、ドライアイの症状及び角結膜上皮障害を改善します。効能・効果は、涙液障害を伴う結膜上皮障害の見られるドライアイで、1日6回点眼します。副作用は、目の刺激症状、眼脂などです。。

 

提供 : 株式会社スズケン



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