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<スズケンDIアワー> 平成23年4月7日放送内容より スズケン

キサンチンオキシダーゼ阻害痛風・高尿酸血症治療薬:フェブキソスタット


東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター 教授
山中 寿

icon 新しい高尿酸血症治療剤;フェブキソスタットの特徴

 尿酸降下薬には、体内の尿酸産生を抑制する尿酸生成抑制薬と、尿酸の腎排泄を促進する尿酸排泄促進薬の2種類があります。

わが国の尿酸降下薬

 代表的な薬剤は、尿酸生成抑制薬ではアロプリノール、尿酸排泄促進薬はベンズブロマロンです。両薬剤共に30年以上にわたって長い間使用されており、多くの場合、忍容性も良好です。しかし、アロプリノールは重篤な過敏症反応を示す患者もいること、腎機能障害の重症度に応じた用量調整が必要なことなどの問題が、ベンズブロマロンは尿酸の尿中への排泄量が増えるので尿路結石を生じやすいという問題があります。したがって、尿酸降下薬にはいわゆるアンメットニーズが存在し、日常診療でもしばしば問題になることがありました。


フェブキソスタット(フェブリクR錠)の製品概要

 そのような中、新しい高尿酸血症治療剤としてフェブキソスタットが今年(2011年)1月に承認、3月に薬価収載されました。フェブキソスタット(商品名フェブリク®)は、尿酸降下薬としては40年ぶりの新薬です。フェブキソスタットはアロプリノールと同じキサンチンオキシダーゼ阻害薬ですが、その構造にプリン塩基を含まず、またアロプリノールとは異なる阻害機序により強力に尿酸生成を抑制します。

 

提供 : 株式会社スズケン



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