→ 番組表はこちら
→ストリーミング版はこちら
<スズケンDIアワー> 平成23年7月7日放送内容より スズケン

ドパミン作動性パーキンソン病治療薬 プラミペキソール塩酸塩水和物徐放製剤


順天堂大学脳神経内科学教授
服部 信孝

icon アドヒアランスへの影響

 プラミペキソール徐放性製剤の最も重要なポイントとしては、1日3回投与の患者さんたちからは、お昼のときを飲み忘れる、あるいは、朝1回飲むのはいいんだけれども、外出先で友人やあるいは職場の仲間の前で薬を飲むのに少し抵抗感があるということを聞きます。従来、薬をきちっと飲みましょうということを我々はコンプライアンスと言ってきたわけですが、現在は外来主治医とパーキンソン病患者の二人三脚でその薬の飲み方を決める、アドヒアランスが可能になっています。
 プラミペキソール徐放性製剤に薬剤がかわることにより、1日1回飲むことですべておさまることができますので、アドヒアランス、つまり薬を飲むことが不規則になることによって起こり得る治療効果不十分、その結果起こるQOLの低下、そのため症状が悪化することによる医療費の増加などの是正をもたらすことが予想されます。

 時間アドヒアランスを考慮する必要がなくなり、一日を通して安定した症状が期待できる。アドヒアランスを十分に維持するためには、1日1回で治療効果が期待できる薬のほうがすぐれていることは言うまでもありません。


icon パーキンソン病治療の可能性

 パーキンソン病治療の可能性ということで、1日1回で治療効果が得られることが実は我々がまだ知らないよりすぐれた治療効果も期待できるかもしれない。つまり、数年たっても同じ治療効果ができる可能性も一方では期待させてくれています。
 このプラミペキソール徐放性製剤の登場により、パーキンソン病患者のアドヒアランスが大いに改善され、治療効果が期待できることを信じてやみません。

 

提供 : 株式会社スズケン



前項へ 1 2 3