→ 番組表はこちら
→ストリーミング版はこちら
<スズケンDIアワー> 平成23年12月22日放送内容より スズケン

子宮頸がん・尖圭コンジローマ予防用 4価HPVワクチン


東京大学産婦人科講師
川名 敬

icon わが国における今後の展望

 HPVワクチンに関しては、豪州で施行されたような国家プロジェクトが模範例である。接種プログラム開始後たった4年で既に罹患者数が減少しているが、これを実現したのは高い接種率であろう。
 わが国では、2011年4月から中学1年~高校1年(自治体によっては小学6年~中学3年)の女子を対象とした全額公費負担が全ての自治体で実施され始めた。2011年9月からは2つのHPVワクチンがいずれも公費助成の対象となった。
 いくら無料化されても、わが国では学校での集団接種ができない以上、接種者が自主的に医療機関を訪ねるしかない。この接種プロジェクトを成功させるためには、産婦人科、小児科、保健師などの医療従事者が中心となって自治体、学校、保護者などに働きかけ、学童期、思春期におけるHPVワクチン接種率を高める啓発活動の取り組みが必要であろう。

 

提供 : 株式会社スズケン



前項へ 1 2 3