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<スズケンDIアワー> 平成24年3月22日放送内容より スズケン

第27回日本静脈経腸栄養学会


兵庫医科大学ささやま医療センター病院長
福田 能啓

icon 市民講座の話題

 学会終了の翌日、2月25日(土)には2つの市民公開講座を開催しました。

市民公開講座_クローン病の栄養ルネサンス

 1つ目は「クローン病市民公開講座:栄養療法ルネサンス」で、社会保険中央総合病院の髙添正和先生に「拓けつつあるクローン病治療」をお話いただきました。帯津良一先生には、「ホリスティック医療」についてご講演いただき、戦わない生き方、病気とのつきあい方ななどを全人的医療の立場から、勉強できたと思います。また、「クローン病の日常生活を探る」というテーマでクローン病で実際に治療を続けられている皆さんが司会をし、シンポジストになって、シンポジウムを行いました。患者さん自身やご家族の皆様の御参加もあり、実のあるシンポジウムであったと思っています。

サテライトモーニングセミナー

 この市民公開講座開始前の朝8時30分から、サテライトモーニングセミナーを開催しました。栄養治療ルネサンス~治療する側、受ける側~の視点で、今こそ学びたいクローン病の治療をテーマとしました。栄養指導する側から、「ずっと前からこんな栄養指導をしています」を講演し、栄養指導を受ける側からクローン病患者さんには「もっと速く受けておきたかった栄養指導」という題で御講演いただきました。早朝にもかかわらず、たくさんの先生方にご参加いただき、会場は立ち見状態で盛況な会であったと思います。
 午後から行われた2つ目の「市民公開講座:健やかな高齢を迎えるために」では、かとう内科クリニックの田村佳奈美先生と女優の秋野暢子さんにご参加いただき、元気で長生きをテーマに、簡単にできる運動療法を交えた、日常生活の快適な過ごし方について、実際に体を動かしながら、体験させていただきました。

 今回の学会では、持ち寄った「研究成果」を発表し、「経験談」を話し合い、討論し、そして「いろいろ」なことを学ぶことができたと思います。在宅を見据えた「明日の栄養」を議論できたのではないかと思っています。皆様のご支援のもとに学会を開催することができましたことに感謝し、お礼申しあげ、題27回日本静脈経腸栄養学会の学会報告とさせていただきます。

 

提供 : 株式会社スズケン



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