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<スズケンDIアワー> 平成24年4月12日放送内容より スズケン

アミド型局所麻酔薬 リドカイン・プロピトカイン配合クリーム


帝京大学皮膚科教授
渡辺 晋一

icon 使用上の留意点

 副作用ですが、国内第I相薬物動態試験、第II相及び第III相臨床試験の3試験において35.1%に(臨床検査値の異常を含む)副作用が認められ、副作用発現件数は45件でした。主な局所副作用は適用部位紅斑、適用部位蒼白などであり、重篤な副作用は1例も認められませんでした。
 なお重大な副作用として海外において、
   (1)ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)
   (2)意識障害、振戦、痙攣(頻度不明)
   (3)メトヘモグロビン血症(頻度不明)
が報告されています。そのため、不快感、口腔内異常感、喘鳴、めまい、耳鳴、発汗、全身潮紅、呼吸困難、顔面浮腫・喉頭浮腫などの血管浮腫、血圧低下、顔面蒼白、脈拍の異常などの症状が認められた場合、意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状があらわれ場合、チアノーゼ等の症状が認められた場合には本剤の投与を直ちに中止し、適切な処置を行うって下さい。
 ただし、これらの重大な副作用は海外において認められた副作用のため頻度不明です。また海外のドクターに聞くと、このような経験はほとんどないとのことです。

禁忌

 使用禁忌はメトヘモグロビン血症のある患者と本剤の成分又はアミド型局所麻酔剤に対して過敏症の既往歴のある患者です。また使用上の注意はグルコース-6-リン酸脱水素(G-6-PD)酵素欠乏患者や心刺激伝導障害のある患者、重篤な肝障害又は重篤な腎障害のある患者には慎重に使用することになっています。
 リドカイン・プロピトカイン配合クリームは、海外では20年以上の使用経験があり、外用麻酔薬としては世界標準治療薬となっています。現在我が国でもQOLを高める医療が求められるようになっており、リドカイン・プロピトカイン配合クリームに対する期待が高まっております。

 

提供 : 株式会社スズケン



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