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<スズケンDIアワー> 平成24年6月14日放送内容より スズケン

医薬品・医療機器等安全性情報―最近の話題(28)「PMDAメディナビ」と「マイ医薬品集作成サービス」の活用について−


NTT東日本関東病院 薬剤部長
折井 孝男

 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(以下PMDA)のPMDAの提供している医薬品医療機器情報提供ホームページの機能として「PMDAメディナビ」と「マイ医薬品集作成サービス」とがあります。

icon PMDAメディナビについて

医薬品医療機器情報提供ホームページ

 PMDAメディナビについては,医薬品・医療機器等安全性情報No.278で紹介しました。 「PMDAメディナビ」は、医薬品・医療機器の情報配信サービスとしてPMDAから提供されています。このPMDAメディナビは、医薬品・医療機器の安全性等に関する特に重要な情報が出された際に直ちにその情報を電子メールで配信するサービスです。このPMDAメディナビは、医療関係者の医薬品等の安全対策に役立ててもらうことを目的に、緊急安全性情報、使用上の注意の改訂情報、回収情報等、医薬品や医療機器等の安全性に関する重要な情報や新医薬品の審査報告書等の承認情報が出された際に、電子メールにより情報を無料で配信するサービスであり、正式名称は医薬品医療機器情報配信サービスとしています。PMDAメディナビは、迅速な情報収集に役立つ機能です。医薬品・医療機器の市販後の副作用・不具合等の報告を収集し評価して必要な情報を迅速に医療の現場にフィードバックしていくことは、医薬品や医療機器の使用による保健衛生上の危害の発生を防止するためにとても重要なことです。昭和35年法律第145号として薬事法第77条の4において医薬品・医療機器等の製造販売業者は、製造販売等する医薬品・医療機器等の使用によって保健衛生上の危害が発生したり、又は拡大するおそれがあることを知ったときには、この保健衛生上の危害の発生、又は拡大のおそれを防止するため、回収や販売停止のほか、情報の提供を含めた措置を考え巡らせなければならないとされています。
 そこで今回は、平成23年6月よりPMDAメディナビの追加機能として提供を開始した「マイ医薬品集作成サービス及びPMDAメディナビの最新情報」について紹介します。

icon マイ医薬品集作成サービスについて

配信される情報とメールの配信例

 医薬品安全管理責任者や医療機器安全管理責任者の職務についている方に限らず、医療関係者の方々は,医薬品や医療機器の安全使用のために、PMDAメディナビを積極的に活用し、マイ医薬品集作成サービスの利用と併せて、より迅速で効率的な情報収集に役立てることが望まれます。

マイ医薬品集作成サービス

 「マイ医薬品集作成サービス」については、Web上にユーザー自身でカスタマイズ可能な医薬品集を作成することができるサービスです。ユーザーが必要な医薬品、ここではこれをマイ医薬品とします。このマイ医薬品を登録することでマイ医薬品だけに絞って、つまり自分の施設で取り扱っている医薬品について、添付文書・インタビューフォーム・患者向医薬品ガイド等のリンクを一覧で表示することができるようになります。更に、登録した医薬品について緊急安全性情報等の安全性に関する情報が出された場合には、注意表示がされるなどの機能があり、緊急性のある情報を迅速に入手することができます。

マイ医薬品集画面サンプル

 マイ医薬品集作成サービスで提供している情報は、医薬品医療機器情報提供ホームページ(以下ホームページ)の更新に併せて日々更新されています。そのため、マイ医薬品集作成サービスで作成した医薬品集のデータは、添付文書等の情報がホームページに掲載された翌日にまとめて情報が更新されます。ホームページに掲載された情報の中で重要なものは、PMDAメディナビで即時に配信されます。このようなことから、これらの情報を組み合わせて利用することにより、より効率的な医薬品の安全性情報の収集、管理に役立てることが可能となります。マイ医薬品集作成のサービス機能については、利用者がより使いやすい状態となるための改善を常に行っています。近日中にリニューアルされる予定であり、リニューアルされた後には、例えば出された情報があるとアイコンで表示すると共に、背景色が変わるようになります。そして、アイコンをクリックすると詳細情報が表示されます。

 

提供 : 株式会社スズケン



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