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<スズケンDIアワー> 平成24年6月14日放送内容より スズケン

医薬品・医療機器等安全性情報―最近の話題(28)「PMDAメディナビ」と「マイ医薬品集作成サービス」の活用について−


NTT東日本関東病院 薬剤部長
折井 孝男

icon マイ医薬品集作成サービスの活用

 マイ医薬品集の作成サービスは、PMDAメディナビの付加機能です。そのためサービスを受ける場合には、PMDAメディナビとマイ医薬品集作成サービスとの2つの登録が必要となります。登録はいずれも無料で、誰でも登録することができます。

PMDAメディナビの現状と安全対策に対する活用

 PMDAメディナビの登録をしていない方は、まず最初にPMDAメディナビのページから登録を行うことになります。すでに、PMDAメディナビの登録をされている方は、「マイ医薬品集」で検索し、マイ医薬品集作成サービスから登録を行います。
 PMDAメディナビの現状と安全対策に対する活用についてですが、現在我が国の病院・診療所・薬局の数は合計約23万施設といわれています。しかし、平成24年2月20日現在でのPMDAメディナビの登録者数は51,107人となっています。この登録者の勤務先別の分類では、病院勤務者は12,277人、一般診療所勤務者は6,372人、歯科診療所勤務者3,665人、保険調剤薬局勤務者11,580人、その他として医薬品・医療機器の製造販売業者、医薬品卸売販売業者などの勤務者が17,213人となっています。同一の勤務先で複数の人が登録している場合もみられます。現在までのPMDAメディナビの登録者から、特に診療所、保険調剤薬局の勤務者において、より多くの方々が登録されることを期待します。

平成24年度 診療報酬改定に伴う留意事項

 平成24年度の診療報酬改定では、調剤報酬の基準調剤加算の施設基準と医科診療報酬の病棟薬剤業務実施加算の留意事項に情報収集の手段としてPMDAメディナビが記載されました。基準調剤加算の施設基準について抜粋すると、薬局内にコンピュータを設置し、医薬品医療機器情報配信サービス、PMDAメディナビによるなど、インターネットを通じて常に最新の医薬品に関する情報として、製造販売業者が作成した情報であり、緊急に安全対策上の措置をとる必要がある場合に出される緊急安全性情報、さらに、厚生労働省において収集された副作用情報を基に、医薬品等のより安全な使用に役立てることを目的とし、医療関係者に対し、約1ヵ月毎に情報提供される医薬品・医療機器等安全性情報等の医薬品情報の収集を行い、保険薬剤師に周知していることと記されています。一方で、医科診療報酬の病棟薬剤業務実施加算の留意事項の部分について抜粋すると、医薬品医療機器情報配信サービス、PMDAメディナビによるなど、インターネットを通じて常に最新の医薬品の緊急安全性情報、医薬品・医療機器等安全性情報等の医薬品情報の収集を行うとともに、重要な医薬品情報については、医師らの医療従事者に周知していることと記されています。
 PMDAメディナビをより多くの医療関係者の方々に活用してもらうため、平成24年1月より登録時のパスワードを廃止して、より簡単に登録できるように改善されています。しかし、パスワードを廃止する等の措置だけでなく、PMDAメディナビをより使いやすく、より分かりやすいサービスとし、利用者にとって「痒いところに手が届く」ように、さらに使いやすい機能となることが期待されます。

 

提供 : 株式会社スズケン



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