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<スズケンDIアワー> 平成24年8月9日放送内容より スズケン

DI実例集(175)弘前大学病院におけるDI活動の実際


弘前大学病院薬剤部医薬品情報主任
野呂 秀紀

 医薬品情報業務は先の診療報酬の改定などに示されたごとく、病棟活動業務を充実させ、医薬品情報(DI情報)と病棟業務との連携強化の方針が示されました。薬剤師は薬の副作用などの安全性の確保、また医師に対する薬剤処方提案などの面からも必要で重要な位置を占めてきています。
 さて、各施設での医薬品情報の伝達はさまざまな方法で行っている施設もあるでしょうが、今回当院弘前大学医学部附属病院薬剤部にて行っている近況状況をお知らせ致します。

icon 閲覧システムの構築

 弘前大学医学部病院薬剤部のDI担当者は現在1名でありますが、調剤業務などとの兼務での業務を行っているところから、准教授の支援も得て業務を遂行しております。
 皆様ご存知のように医薬品情報にはさまざまな医薬品情報があります。PMDAを通しての厚生労働省からの適正使用情報、医薬品・医療機器等安全性情報また企業からなどの緊急安全性情報、医薬品安全対策情報(DSU)、添付文書改定情報さらには薬剤の回収情報など他(ほか)多数あります。これらは主に紙面で各製薬会社のMRを通して伝達されてきますが、日々多忙の現場業務の中で薬剤部員がこれらの紙面の薬剤情報に対し特定の場所にいって閲覧するのはなかなか困難なところもあります。

医薬品情報

 そこで、当薬剤部では各自の机上のパソコンと薬剤部内で設けたパソコンサーバー内の共有ホルダーに接続して、各自の机上から一般に汎用されている表計算エクセルソフトを用いて特に院内に関係した日々更新される医薬品情報を中心に比較的簡単に閲覧できるようなシステムを構築しました。  DI担当者が主にデータの打ち込み、もしくはデータへの接続を行います。
 たとえば、PMDAを通しての厚生労働省などからの伝達情報を、共有ホルダーにダウンロードし情報を確保しておき、それと共有のエクセル表紙へのハイパーリンクを行い、そこに各部員が接続し閲覧します。

医薬品の有効性・安全性・品質

 当院では企業のMRの訪問は、電話もしくはメールでのアポイントをとった上で、週2回午後の2時間ときめておりますが、そこでMRより提供された情報内容をDI担当者が簡単にまとめ共有ホルダーに入力し、必要とあれば各企業ホームページから添付文書改定情報などを直接PDFファイルとしてダウンロードし、それをエクセルのハイパーリンクを使用して部員が直接閲覧できるようにしています。

お知らせ情報紙面内容

 また薬剤部DI室から院内に発信された当院採用薬品に関係した「お知らせ情報紙面内容」も直接各自のパソコンで、随時閲覧することができるようになっています。

医薬品情報

 医薬品の問い合わせ情報の内容はDI室への問い合わせばかりではなく、各病棟担当薬剤師が、病棟などでの質問内容、回答内容も含め、各薬剤師部員が直接パソコンへ入力し、他の部員が問い合わせ情報内容の閲覧ができるように共有化をはかっております。

 

提供 : 株式会社スズケン



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