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<スズケンDIアワー> 平成24年11月29日放送内容より スズケン

添付文書の中の副作用(33) 尿閉、排尿困難、出血性膀胱炎


帝京大学名誉教授
清水 直容

icon 尿閉と排尿困難が併記されている医薬品

 添付文書の副作用欄に尿閉と排尿困難が併記されている医薬品を調べますと、商品名で22、一般名で7品目ありました。
 例えばロペラミド塩酸塩(止しゃ剤)ですが、泌尿器の欄に尿閉、排尿困難と書かれています。
 第2番目に、レボメプロマジン(フェノチアジン系精神安定剤)の、その他の欄に尿閉、無尿と書かれています。
 第3番目に、レボフロキサシン水和物(ニューキノロン系抗菌薬)では、泌尿器の欄に頻尿とか尿閉、無尿という言葉も書かれています。
 第4番目に、ミルナシプラン塩酸塩(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)の、泌尿器の欄に排尿障害、頻尿が書かれております。
 第5番目に、アシクロビル(抗ウイルス剤)ですが、泌尿器の欄に排尿困難、尿閉と書かれています。
 第6番目に、エピナスチン塩酸塩(アレルギー性疾患治療薬)の、泌尿器の欄に、頻尿、血尿等の膀胱炎様症状、尿閉が書かれています。
 第7番目に、モルヒネ塩酸塩水和物(鎮痛、鎮咳止しゃ薬)の、その他の副作用欄に、頻度不明ですが、排尿障害、尿閉と書かれています。
 その他、セチリジン塩酸塩(持続性選択性ヒスタミン1受容体拮抗薬)では、基本添付文書、腎臓・泌尿器に排尿困難、尿閉が書かれています。
 パクリタキセル(抗悪性腫瘍剤)では、頻度は5%未満ですが、泌尿器の欄に排尿困難、血尿、尿失禁、尿閉、出血性膀胱炎の記載があります。

 

提供 : 株式会社スズケン



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