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<スズケンDIアワー> 平成25年2月28日放送内容より スズケン

添付文書の中の副作用(34) 薬剤惹起性うつ病


帝京大学名誉教授
清水 直容

icon 病態と診断について

 まず、症状でありますが、精神症状の分類があります。「その他」という分類の中に、心気症、不安、罪責感、抑うつ気分の4項目があり、その一つである抑うつ気分であります。緊張など等の陽性症状、情動的引きこもりなど、四つの陰性症状は別であります。
 早期発見には症状として「服用後に眠れなくなった」「物事に興味がなくなった」「不安やいらいらが出た」「いろんなことが面倒になった」「食欲がなくなった」「気分が落ち込んだ」などといううつ病の症状が出てきた場合という記載であります。
 徴候ですが、その病態の理解にはこれら医薬品の作用機序が参考になりますが、海馬の萎縮や海馬神経新生抑制やドーパミン、セロトニンなど、多くの神経細胞シナプス間の情報伝達が関連いたします。

セロトニン症候群の基盤

 その例としては、この番組で以前にお話しできましたセロトニン症候群が参考になりましょう。
 検査でありますが、この分野での検査には、脳波、画像診断などがあり、脳波での徐波などの異常はあり得ますが、精神症状の参考になることは少ないので、今回は徴候にも特に触れません。

 

提供 : 株式会社スズケン



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