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<スズケンDIアワー> 平成25年4月18日放送内容より スズケン

アレルギー性鼻炎治療用配合剤 フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン


藤田保健衛生大学 耳鼻咽喉科教授
内藤 健晴

icon 国内第U/V相臨床試験における鼻閉症状改善効果

 実際のアレルギー性鼻炎患者さんにおける本配合錠の臨床成績をご紹介します。

 鼻閉スコア

 国内第U相/V相臨床試験として、季節性アレルギー性鼻炎患者347例を対象にフェキソフェナジン塩酸塩との無作為化・二重盲検・群間比較試験が行われました。本配合錠群またはフェキソフェナジン塩酸塩群に無作為に割り付け、本配合錠の1回2錠1日2回、またはフェキソフェナジン塩酸塩60mgの1日2回経口投与を2週間行い、鼻閉に対する改善効果を評価したところ、本配合錠はフェキソフェナジン塩酸塩に比べ、鼻閉において有意に優れた改善効果が認められました。なお、期間中の副作用は、配合錠群で174例中4例(2.3%)、フェキソフェナジン塩酸塩群で173例中1例(0.6%)に認められ、主な副作用として、頭痛、発疹、疲労、口の渇きなどが報告されておりますが、忍容性は良好でした。

icon 効果発現時間

 海外で行われたアレルゲン曝露試験のデータをご紹介します。

 合併症状スコア

 中等症から重症の季節性アレルギー性鼻炎患者784例を対象に本配合錠群またはプラセボ群に無作為に割り付け、配合錠1錠またはプラセボを1回経口投与後、曝露室にてブタクサ花粉曝露を投与後6時間まで実施しました。鼻閉、鼻のかゆみ、鼻汁、流涙、眼のかゆみ、耳・喉のかゆみ、くしゃみの各症状についてスコア化して患者自身が評価し、その合計を合計症状スコアとし、改善度を評価しました。結果、本配合錠群は投与後45分には、プラセボ群と比べて有意な合計症状スコアの低下を示し、その作用は投与後6時間まで持続しました。
 中等症以上のアレルギー性鼻炎でも、本配合錠は鼻閉を含む症状を即効的かつより強く改善することが示されました。

icon 適正使用にあたって

 アレルギー性鼻炎の治療にあたっては、まず患者さんの症状を医療者側から尋ね、適切に診断することが重要です。これにより、患者さん一人一人に最適な治療を届けることが可能になります。また本配合錠は、交感神経刺激作用を有する塩酸プソイドエフェドリンを配合することで、鼻閉の改善効果を発揮します。そのため、重症の高血圧・冠動脈疾患等の患者さんには使用ができませんので、必ず本配合錠の適応患者であることを確認の上ご使用ください。

 中等症以上の鼻閉症状を有するアレルギー性鼻炎患者さんで、日中の生産性、パフォーマンスが求められる働き盛りの人や受験生、またはつらい鼻閉症状をすぐにとりたい方、既存のアレルギー性鼻炎治療薬に満足していない、または困っている方などには、本配合錠が新たな治療選択肢となり、患者さんの治療満足度向上に寄与できることが期待されています。

 

提供 : 株式会社スズケン



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