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<スズケンDIアワー> 平成25年5月30日放送内容より スズケン

添付文書の中の副作用(35) 白質脳症


帝京大学名誉教授
清水 直容

 この番組では「添付文書の中の副作用」をシリーズで取り上げていますが、本日は「白質脳症(leukoencephalopathy)」についてです。

icon はじめに

 JAPICの重篤副作用疾患別対応マニュアルの第1集に記載があり、日本神経学会の作成によるものですが、それを引用いたします。

白質とは

 白質というのは大脳内の有髄線維でありますが、脳、脊髄には神経細胞が多数存在していると、肉眼的に灰白色に見え灰質と呼ばれる部分と、神経細胞から出る神経線維があり、線維は髄鞘で包まれているので白色に見えるのでこの名称となりますが、現在は脳、神経の有髄線維の病態と理解できます。
 精神症状にはPANSS(positive and negative syndrome scale:陽性・陰性症状評価尺度)の陽性尺度には例えば妄想とか興奮があり、陰性尺度では例えば情動的引きこもり、そして総合的精神病理尺度としては、不安、抑鬱などがあります。
 今回も話の順序は、医薬品使用後の患者の症状、徴候、検査、病態、添付文書にその記載のある医薬品、病態、鑑別診断などです。

 

提供 : 株式会社スズケン



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