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<スズケンDIアワー> 平成25年5月30日放送内容より スズケン

添付文書の中の副作用(35) 白質脳症


帝京大学名誉教授
清水 直容

icon 白質脳症の病態

 症状ですが、医薬品を使った後で歩行時にふらつく、口がもつれる、物忘れがふえる、動作が緩慢になる、目まいなど多くが記載されております。緊張などの10の陽性症状、情動的引きこもりなどの4つの陰性症状は別にあります。
 早期発見には、服用後に「眠れなくなった」「物事に興味がなくなった」「不安やイライラが出た」「いろんなことが面倒になった」「食欲がなくなった」「気分が落ち込んだ」など、鬱病の症状が出てきたという記載もあります。

精神症状の分類

 なお、精神症状には陽性、陰性、総合の分類があります。
 第2番目に、徴候ですが、その病態の理解には、これらの医薬品の作用機序が参考になりますが、海馬委縮や海馬神経新生抑制やドパミン、セロトニンなど多くの神経細胞シナップス間の情報伝達が関連します。その例として、この番組で以前に取り上げましたセロトニン症候群が参考になりましょう。
 検査ですが、この分野では検査は脳波、画像診断である頭部CT検査、MRI検査などがあり、脳波での徐波など異常はあり得ますが、精神症状の参考になることは少なく、徴候にも本日は特に触れません。

 

提供 : 株式会社スズケン



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