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<スズケンDIアワー> 平成25年6月27日放送内容より スズケン

レノックス・ガストー症候群治療薬 ルフィナミド


東京女子医科大学名誉教授
大澤 眞木子

icon ルフィナミドの用法・用量について

 ここでルフィナミドの薬物動態について紹介します。

薬物動態

 血中濃度は、日本人健康成人男性を対象に、絶食下でルフィナミド100mg、 200mg、400mg、800mgを単回投与したときの平均血漿中濃度推移をみたところ、ルフィナミドの血中濃度は投与4時間から8時間後にピークに達し、消失半減期は9時間から12時間とされています。

用法・用量

 用法・用量についてですが、ルフィナミドは、バルプロ酸ナトリウム、ベンゾジアゼピン系薬剤などの抗てんかん薬と併用して使います。一日2回食後に服用します。最初の2日間は少量から始め、その後は2日以上の間隔をあけて少量ずつ増量していき、夫々の患者さんに適した量を決めて維持量とします。増量に際して2日以上の間隔をあけなければならないのは、薬物動態から考えてもお分かりだと思います。
 具体的には、4歳以上の小児では、体重15.0?30.0kgの場合:通常、ルフィナミドとして、最初の2日間は1日量200mgを1日2回に分けて食後に経口投与し、その後は2日ごとに1日用量として200mg以下ずつ漸増します。維持用量は1日1000mgとし、1日2回に分けて食後に経口投与する。なお、症状により、1日1000mgを超えない範囲で適宜増減しますが、増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として200mg以下ずつ行うこと。体重30.1kg以上の場合は、成人の用法・用量に従うとされています。
 成人では、通常、ルフィナミドとして、最初の2日間は1日400mgを1日2回に分けて食後に経口投与し、その後は2日ごとに1日用量として400mg以下ずつ漸増する。維持用量は体重30.1?50.0kgの患者には1日1800mg、体重50.1?70.0kgの患者には1日2400mg、体重70.1kg以上の患者には1日3200mgとし、1日2回に分けて食後に経口投与する。なお、症状により維持用量を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として400mg以下ずつ行うこととされています。
 副作用は、国内の臨床試験において、ルフィナミドを投与した総症例70.7%に副作用が報告されています。主な副作用は、傾眠(20.7%)、食欲減退(17.2%)、嘔吐(12.1%)、便秘(10.3%)でした。(承認時)なお、重大な副作用として、過敏症症候群があらわれることがあります。詳しい使用上の注意は添付文書をよくお読みになって下さい。

 

提供 : 株式会社スズケン



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