スポーツの秋、ドーピングと医薬品販売の注意点 [薬学の時間2010]
2010/10/6(水) 17:56
薬学の時間
2010年9月16日放送分
スポーツの秋、ドーピングと医薬品販売の注意点
日本薬剤師会理事
藤垣 哲彦
(財団)日本アンチドーピング機構(JADA)が認定する「公認スポーツファーマシスト」第1期生が誕生し、スポーツ界からも大きな期待が寄せられています。大変関心が高く狭き門となっていますが、日本アンチドーピング機構に対して強く要望し期待に沿えるように進めていきたいと思います。
スポーツファーマシスト認定制度は認定された後、世界の大きな流れを理解するため4年間で1回基礎講習会を受講する義務があり、世界ドーピング防止機構(WADA)が毎年1回世界ドーピング防止規定(WADA code)を発効するため、毎年1回の実務実習の受講が原則義務付けられています。
我が国のドーピング検査件数は、2005年2342件だったのに対し、2009年は5449件と倍増しています。内容の陽性件数は平均「数件」と多くはありませんが、そのほとんどが故意のものではなく「うっかりドーピング」と判断されます。
しかし「うっかりドーピング」だから許されることにはなりません。適切な情報提供と教育啓発活動が必要となり、適切な情報提供する仕組みの構築が急務となり、安心して問い合わせができる体制が求められスポーツファーマシスト制度の設立に結びつきました。
治療目的でもTUE(治療目的使用に係わる除外措置Therapeutic Use Exemption)申請のないものは、禁止物質が摘出されれば違反となりますので、使用可能な治療薬についての情報が必要になります。このことは、競技者のコンディション管理に大変有効です。
また、高等学校の学習指導要領にドーピング防止教育が盛り込まれました。
地域やスポーツ界からの社会的な要請も強くなり、スポーツファーマシストが誕生いたしました。
今日は、「スポーツの秋、ドーピングと医薬品販売」というテーマをいただきましたので、ドーピングにおいて「禁止される物質」と「禁止方法」やOTC薬の販売できる医薬品についてお話をいたします。
ドーピング防止活動とスポーツファーマシスト [薬学の時間2009]
2009/10/1(木) 00:00
薬学の時間
2009年10月1日放送分
「ドーピング防止活動とスポーツファーマシスト」
日本アンチドーピング機構TUEドラッグリファレンスマネージャー
本波 節子
みなさま、こんばんは。日本アンチ・ドーピング機構の本波でございます。
本日は、ドーピング防止活動、特に日本アンチ・ドーピング機構が(社)日本薬剤師会のご協力をいただき新たに設立いたしました「公認スポーツファーマシスト認定制度」につきましてお話し申し上げます。
みなさまは、ついこの間ベルリンで開催された陸上の世界選手権をご記憶されていらっしゃることと思います。日本選手の活躍はもちろんですが、特にジャマイカのボルト選手の走り振りには目を見張らされました。去年の北京オリンピックでは、競泳マイケル・フェルプス選手が8つのメダルをとったことも記憶におありでしょうか。ボルト選手やフェルプス選手が記者会見で、まず聞かれたことが「ドーピング検査は受けましたか」ということだったそうです。
薬学の時間
2008年10月21日放送分
学薬アワー「ドーピングについて」
日本学校薬剤師会常務理事
畑中 範子
国体におけるドーピング検査
国際オリンピック委員会(IOC)はローザンヌで9月21日、規律委員会を開き、今年の北京オリンピック陸上男子ハンマー投げの2位と3位の選手が、競技後のドーピング検査で筋肉増強剤に陽性反応を示した問題を審議し、両選手は10月17日までに新たな材料を提出できる猶予を与えることが決まったそうです。また、2002年のサッカーワールドカップでは、正式に採血によるドーピング検査が導入され、相撲協会でもドーピング検査が問題になったりしていますので、社会的にもドーピングに対する意識が高まってきています。












