薬学の時間
2010年6月1日放送分
新規糖尿病治療薬インクレチン製剤
東京都済生会中央病院副院長
渥美 義仁
はじめに、糖尿病治療の現況をお話し致します。
糖尿病の患者数は、現在約900万人とされ、ここ10年間で約200万人も増えています。このような患者数の増加と、その長寿化に伴って、従来から知られている腎臓合併症、目の網膜症。神経障害という三大合併症とともに、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、下肢の血流障害による足壊疽など心血管合併症も増えています。このような合併症を予防するためには、糖尿病の早期発見と血糖コントロールが最も重要ですが、血圧や脂質も同時にコントロールする必要があります。
糖尿病薬(経口薬)の療養指導上の留意点 [薬学の時間2009]
2009/9/10(木) 00:00
薬学の時間
2009年9月10日放送分
「糖尿病薬(経口薬)の療養指導上の留意点」
北里研究所病院薬剤部長
厚田 幸一郎
はじめに
糖尿病の薬物療法は近年大きな変化を遂げました。新たなカテゴリーを生み出した新規経口血糖降下薬の開発、インスリンアナログ製剤の開発、そしてデバイスの改良、これらは糖尿病治療を大きく変えようとしています。薬物療法の選択肢は広がりましたが、適正使用の観点からみると薬剤選択の複雑さは増してきています。薬剤師は、適正で安全な薬物治療を支援するためにもこれらの薬剤情報を把握した上で、薬剤の副作用および使用上の注意点などに着目した療養指導を実践していくことが肝要です。
糖尿病薬(インスリン)の療養指導上の留意点 [薬学の時間2009]
2009/9/8(火) 00:00
薬学の時間
2009年9月8日放送分
「糖尿病薬(インスリン)の療養指導上の留意点」
新潟薬科大学薬学部臨床薬学准教授
朝倉 俊成
はじめに
皆さんこんにちは。新潟薬科大学の朝倉俊成です。この時間では、糖尿病治療薬のインスリン製剤を取り上げ、療養指導上の留意点についてご紹介いたします。
はじめに、「糖尿病の療養指導」についてまとめます。糖尿病患者さんは、食事療法、運動療法、そして薬物療法を自分自身で積極的に実践するわけですが、そのためには日常生活すなわちライフスタイルを適正にすることが求められます。ですから、患者さんの療養生活を支援する目的でわれわれ医療スタッフの介入が行われているわけです。
薬学の時間
2009年1月6日放送分
「痛みのない心筋梗塞」
国立国際医療センター循環器科医長
樫田 光夫
糖尿病により発症する「痛みのない心筋梗塞」
急性心筋梗塞は、心臓の周りを冠状に流れ、心臓の筋肉に酸素や栄養を送る冠動脈が、突然血栓で詰まることで発症します。発症すると心室細動などの重症不整脈を生じることもあり、病院にたどり着く前に20~30%の方が死亡する、突然死の原因となる病気です。このような突然死を少しでも減らそうと、街角にAEDと呼ばれる除細動器が設置されるようになってきました











