学薬アワー「ホウ酸ダンゴによるゴキブリ駆除」 [薬学の時間]
2010/10/15(金) 16:35

薬学の時間
2010年9月30日放送分
学薬アワー「ホウ酸ダンゴによるゴキブリ駆除」
日立市学校薬剤師会会長
荒川 充洋

ゴキブリ駆除のいきさつ
きっかけ
 ゴキブリ駆除のきっかけは、一学校薬剤師の報告から始まりました。
 昭和60年に日立市立成沢小学校においてゴキブリが大量発生し、カーテンを汚し、帳簿の背の糊をもかじる被害が出ました。当時の担当学校薬剤師黒澤偲(つとむ)先生がゴキブリを駆除しようと考え、業者に見積もりを取ったところ、約40万円もかかるとの話でした。また薬剤も有機リン系薬剤であることから児童への健康面での安全性を考慮し、何か代わるものはないかといろいろ考えた結果、ホウ酸ダンゴに決めました。各学校では、給食のうんぱんグチ(パントリー)などにゴキブリが発生するなど困っていたので快く協力してくれました。
 発案者の黒沢偲(つとむ)先生は元茨城県学校薬剤師会副会長、元日立市学校薬剤師会支部長を務められ、10年前に故人となられました。私たちは先輩の遺志を引き継ぎ、会員一丸となってこの事業に取り組んでおります。