保険薬局で実践すべき感染管理 [薬学の時間]
2009/12/01(火) 00:00

薬学の時間
2009年12月1日放送分
「保険薬局で実践すべき感染管理」
大阪ファルマ・プランなぎさ薬局
森 吉男

 みなさん,こんにちは。大阪ファルマ・プラン,なぎさ薬局の森と申します。本日は「保険薬局で実践すべき感染管理」というテーマでお話しします。
 はじめに,近年,保険薬局の薬剤師の活動範囲は薬局内だけに留まらず,在宅患者宅へ訪問する機会も増えています。基本的に薬剤師は患者の身体に直接触れる機会はありませんが,薬局窓口での与薬時,インスリンや吸入剤などのデバイス指導時,在宅患者宅で保管されている薬の確認時,傷創の確認時など患者自身や患者が触れたものに接触する機会も多くあります。


インフルエンザについて [薬学の時間]
2009/11/10(火) 00:00

薬学の時間
2009年11月10日放送分
「インフルエンザについて」
国立感染症研究所感染症情報センター長
岡部 信彦

 「インフルエンザ」というのはヒトの上気道感染症の中の一疾病名で、その原因はヒトのインフルエンザウイルス感染によるものですが、他のウイルス、細菌によっても「インフルエンザ様症状」となることもあります。インフルエンザは毎年流行し、その規模は年によって差がありますが、我が国では人口の10%前後がインフルエンザとして毎シーズン医療機関を訪れているほど、数的なインパクトは大きい感染症です。


最近の副作用情報から「医薬品・医療機器等安全性情報No.255、256」 [薬学の時間]
2009/04/30(木) 00:00

薬学の時間
2009年4月30日放送分
最近の副作用情報から「医薬品・医療機器等安全性情報No.255、256」
厚生労働省医薬食品局安全対策課
野坂 佳伸

はじめに
 みなさま、こんにちは。厚生労働省医薬食品局安全対策課でございます。
本日は本年2月、3月に安全対策課から発行しました「医薬品・医療機器等安全性情報」の255、256号の主な内容について、ご紹介させていただきます。


学薬アワー「学校薬剤師の地域活動について」 [薬学の時間]
2009/01/22(木) 00:00

薬学の時間
2009年1月22日放送分
学薬アワー「学校薬剤師の地域活動について」
日本学校薬剤師会 副会長
中野 信利

はじめに
 昨年は、日本人でノーベル物理学賞が三人とノーベル化学賞が一人、あわせて、四名のかたが受賞されました。その中でわれわれ薬剤師にとって身近に感じられる下村 脩先生が、ノーベル化学賞を受賞されました。先生は、薬学のカリュラムを終えた後、蛍光蛋白質を研究して、アメリカでおわんくらげから緑色蛍光蛋白質、GFPを発見しました。現在、このGFPは、世界中の多くの研究者によって応用され、利用されています。特に癌を研究するうえで必要な蛍光体として重宝されております。


冬の熱と咳からみた診療のポイント [薬学の時間]
2009/01/13(火) 00:00

薬学の時間
2009年1月13日放送分
「冬の熱と咳からみた診療のポイント」
石心会狭山病院副院長
青島 正大

「冬の熱と咳=かぜ」という先入観を排除して診療に当たる
 冬に発熱と咳を訴えて外来を受診した患者では上気道感染すなわちかぜやインフルエンザ、あるいは市中肺炎などを第一に考えるのが普通ですが、同様の症状をきたす肺結核などの呼吸器感染症やびまん性肺疾患や肺癌などの非感染性呼吸器疾患も念頭に置いた診療が必要です。


学薬アワー「鳥インフルエンザと学校薬剤師」 [薬学の時間]
2007/08/23(木) 00:00

薬学の時間
2007年8月23日放送分
学薬アワー「鳥インフルエンザと学校薬剤師」
日本学校薬剤師会常務理事
佐々木 吉幸

はじめに
 現在、鳥インフルエンザは、東南アジアを中心にアフリカ、中東、ヨーロッパへと流行が拡大しており、各地で様々な対策が取られています。今日は、「鳥インフルエンザと学校薬剤師」というタイトルで次の四つのことについてお話します。
 まず、鳥インフルエンザとはどのようなものか?
 次に、日本や世界での鳥インフルエンザの発生状況はどうなっているのか?
 三つ目に、現在、学校保健法においては鳥インフルエンザをどのように位置づけ、対策を立てているのか?
 最後に、実際に、学校薬剤師としてどのような対策を行えば良いのか?
 です。


小児の中耳炎・副鼻腔炎 [薬学の時間]
2007/04/03(火) 00:00

薬学の時間
2007年4月3日放送
「小児の中耳炎・副鼻腔炎」
杉田耳鼻咽喉科院長
杉田 麟也

乳幼児の鼻水に対する診断と抗菌剤療法
 本日は、小児のなかでも特に乳幼児の急性化膿性中耳炎および鼻副鼻腔炎に対する抗菌剤治療についてお話します。
 小学校入学前の乳幼児期は免疫力が不安定のために、しばしばカゼ症候群に罹患し、鼻水、湿性咳、あるいは耳の痛みを訴えます。子供は鼻水が出ているのが当たり前であると考える医師も少なくありません。確かにカゼ症候群初期にみられる水様性鼻汁は自然に停止する場合もあり、無理に停止させる必要は無いかもしれません。しかし、膿性鼻汁が1週間以上も続く場合はどうでしょうか。


インフルエンザワクチン接種後の経過観察 [薬学の時間]
2007/02/01(木) 14:55

薬学の時間
2007年2月1日放送
「インフルエンザワクチン接種後の経過観察」
静岡徳洲会病院小児科部長
河原 秀俊

インフルエンザワクチンの安全性は高いが、接種後の経過観察は必要
 インフルエンザワクチン接種後の経過観察に関して、以下のような質問をいただくことがある。
 「現在、貴内科診療所ではインフルエンザワクチン接種後はアナフィラキシーショック等の観察目的で30分間院内観察を行っているが、多くの医療機関では観察を行っていないのが現状のようである。貴診療所は待合室も狭いうえに、この時期は混雑して待ち時間が長くなり患者にも不評で、風邪やインフルエンザで多くの患者も来院すること、隔離室もないことから30分間待機してもらう間に感染することも心配である。インフルエンザワクチン接種後に起こるアナフィラキシー等の重篤な副反応の頻度が低いことより、30分間の院内観察を省略あるいは簡略することは可能か」