シリーズ 重篤副作用疾患別対応マニュアル(1)薬剤性過敏症症候群 [薬学の時間]
2009/02/12(木) 00:00

薬学の時間
2009年2月12日放送分
シリーズ 重篤副作用疾患別対応マニュアル(1)
「薬剤性過敏症症候群」
愛媛大学皮膚科学教室教授
橋本 公二

DIHSは原因薬剤投与中止後も進行・再発を繰り返す特異な薬疹
 本日は、薬剤性過敏症症候群(DIHS)についてお話ししたいと思います。
 DIHSはdrug-induced hypersensitivity syndromeの頭文字をとったもので、当初hypersensitivity syndromeという名称が使われていましたが、hypersensitivity syndromeの名称があいまいであること、薬剤性ということを明確にしようということ、またヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)の再活性化を伴うという疾患概念を強調しようということ、などの理由により8年ほど前に、我々が提唱したものです。現在では本邦のみならず、海外でも使われるようになっています。


学薬アワー「ノロウイルス・ロタウイルス」 [薬学の時間]
2007/02/20(火) 00:00

薬学の時間
2007年2月20日放送
学薬アワー「ノロウイルス・ロタウイルス」
日本学校薬剤師会常務理事
石川 哲也

はじめに
 ノロウイルスやロタウイルスが、乳幼児の感染性胃腸炎として注目されています。昨年から今年にかけては、ノロウイルスが老人福祉施設などを中心に猛威をふるいました。これらのウイルスは感染症法の第5類感染症の感染性胃腸炎関連ウイルスとして感染症発生動向調査の中で定点把握により集計されています。秋から年末にかけてノロウイルスが猛威をふるい、1月から4月にかけてはロタウイルスが主となります。特にノロウイルスは学校給食で集団食中毒を起こすことがあります。