渡航者におけるワクチン接種の優先度 [薬学の時間]
2008/05/01(木) 14:40

薬学の時間
2008年5月1日放送
「渡航者におけるワクチン接種の優先度」
新山手病院第二内科長
木村 幹男

罹患の頻度と疾患の重篤度からワクチン接種の優先度を考える
 途上国へ出かける場合には感染症のリスクが高まりますが、これらの感染症には種々のものがあります。感染症にかかるのを防ぐには、それぞれの感染経路を十分に理解して行動上の注意をするのが基本となりますが、リスクが高い場合には、他の手段を併用することも重要となります。たとえば、マラリアの場合には予防内服などによる抗マラリア薬の使用、ワクチンがある疾患ではその接種を検討することになります。今回お話するのはワクチン接種についてですが、これは3種類に分けて考えると便利です。